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米粉と小麦粉の違いは?特徴や使い方、どちらが健康に良いか解説

ボウルに入った米粉

近年は、ダイエットや健康に良いという理由から「米粉」が注目されていますよね。しかし、どんな特徴があるのか、小麦粉と何が違うのかわからない人も多いでしょう。そこでこの記事では、米粉と小麦粉の違いやどちらが健康に良いか解説します。

この記事を読むための時間:3分

米粉と小麦粉の特徴

米粉と小麦粉の特徴を、それぞれ解説します。

米粉

米粉とは、お米を細かく砕いて粉状にしたものです。もち米が原料の白玉粉やうるち米が原料の上新粉などがあり、サラサラとした粉質で元々は大福などの和菓子に多く使われていました。

近年はパンやお菓子、料理などに幅広く使われており、お米が原料のため噛むと甘みを感じられるのが特徴です。小麦粉の代用品になるので、グルテンアレルギーの人でもパンやお菓子を安心して食べられると注目されています。

小麦粉

小麦粉とは、小麦を製粉したものです。弾力や粘着成分である「グルテン」の含有量と質により、薄力粉・中力粉・強力粉などの種類に分けられます。

薄力粉はグルテンの量が最も少なくサラっとしているため、揚げ物やお菓子に多く使われています。中力粉はうどんやお菓子に使われ、強力粉はパンに使われることが多いです。グルテンの量によって仕上がりのもっちり感が変わるので、同じ料理でも粉の種類を使い分ける場合があります。

米粉と小麦粉の違い

米粉と小麦粉の違いは、以下の3つです。

  • グルテンの有無
  • 油の吸収率
  • 栄養素

それぞれについて解説します。

グルテンの有無

米粉と小麦粉の最も大きな違いは、グルテンの有無です。小麦粉にはグルテンが含まれていますが、米粉には含まれていません。グルテンが入っていると、パンやお菓子が膨らんでふわふわした食感になる一方で、人によってはアレルギーを引き起こす可能性があります。そのため、グルテンアレルギーの人は、小麦粉の代用品として米粉を使う場合が多いです。

また、グルテンには中毒性があるとも考えられており、食べると「もっと食べたい」という感覚になりやすいです。間食や食べ過ぎの原因にもなるので、ダイエット中の人は米粉の方が良いかもしれません。

油の吸収率

米粉と小麦粉では、油分の吸収率が違います。米粉は小麦粉に比べて油分の吸収率が低いため、揚げ物などに使うとサクサクの食感になります。料理の脂質を抑えられるので、ダイエットや脂質制限をしている人は米粉の方が良いでしょう。

栄養素

米粉と小麦粉は、必須アミノ酸の含有量が異なります。必須アミノ酸とは、体を作るのに必要な栄養素の一つで、主にタンパク質の生成をサポートする役割があります。米粉は小麦粉に比べてアミノ酸含有量が多いため栄養価が高く、食事に取り入れると良質なタンパク質を作りやすいです。

米粉と小麦粉はどちらが健康に良い?

米粉と小麦粉は、どちらが健康に良いか決めるのは難しいです。脂質は米粉の方が低いですが、糖質は小麦粉の方が低く、どちらにもメリットとデメリットがあります。そのため、アレルギーで食べられない場合でなければ、味や食感の好み、料理のしやすさなどで選ぶと良いでしょう。料理によって使い分けられるので、どちらも上手に活用すると食生活が豊かになります。

米粉と小麦粉の違いを理解して上手に活用しましょう

米粉と小麦粉はグルテンの有無や油の吸収率、栄養素などが異なります。米粉はグルテンを含んでいないため、小麦粉アレルギーの人でも食べることができ、油分を吸収しにくいので料理の脂質を抑えられます。た、必須アミノ酸の含有量が多いため、良質なタンパク質を生成しやすいです。

しかし、小麦粉に比べると糖質は高いので、どちらが健康に良いか決めるのは難しく、それぞれを理解して上手に活用するのが大切です。

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